ビール系~2019年4月
平成から令和へと時代が変わっても、ビール系レビューは続けます。
◎キリン『一番搾り<超芳醇>』限定醸造。
通常の一番搾りと比べると、かなりコクが。喉ごしが「太い」といえばいいかなあ。
甘みは増えてる。
仄かにフルーティな薫りも。
ただ、苦味が増したぶん、旨味がちょっと引っ込んじゃってる感じもする。
全体的にゴージャス感が増してる感じ。
◎キリン『新! のどごしSTRONG』。
曰く「力強い飲みごたえとキレ」。
色は割といいかんじの琥珀色だったんだけど、、、
んー、アルコール臭さが強いね。
苦味はまぁまぁ。
キレ、といえばそうなんだけど、ただ苦味が強いだけな気もする。
苦みがウリならヤッホーブルーイングの『インカの』ってのがあるからなあ。
(価格が違うし、片やビール・片やリキュールだから一概には比べられないと思うケド)
◎サッポロ『本格辛口 Real Dry』。
「最強炭酸」とのこと。
どうも近頃は「強炭酸・辛口」信仰があるらしい。
グラスに注いでみるとやたらと泡が多い。
んー…
思ったより軽い。
ていうか、味が無い…?
いや無いわけじゃないけど。
まあ、イヤな臭みとかもなくてスッキリしてる、かな。
でもどうだろ。
特徴がない、というのがいちばんピッタリくる感想。
飲み続けたいとはあんまり思わないかなあ。
◎アサヒ『SUPER”DRY” 瞬冷辛口』。
まあ、なんのかんのいってもスーパードライはスーパードライなんである。
キリッとした苦味。キレのある後口。
最初にくる酸味もいつものスーパードライ。
平成の世を生き残って令和まで売れ続ける、長く支持されてるってことはそれだけ好まれてるわけなんだよね。
ま、あんまり好みではないんだけど。
◎アサヒ『FUJISAN ジャパニーズ プレミアムエール』。
国産原料100%使用・富士山の伏流水で育ったコメ100%使用。
この缶デザイン、わりと好き。
透き通ってるくらい透明。
「エール」となってるけど、あんまりエールという雰囲気の風味でもない。
日本のビールにありがちな米が原材料に含まれてる。そのためか、ちょっと日本酒みたいな風味が微かにする感じ。ちょっと酸味。
やわらかい味わい。まぁまぁ悪くないかな。
◎サントリー『マグナムドライ 本辛口』。
近頃かなりいいかんじのCMが流れてて気になってたけど、どうなんだろ。
でも正直この作りは55歳以上でなきゃ響いてこないんじゃないかと思うんたけど。
さて。
色うっすいなぁ。
うわっ。
アルコール臭がキツい。
んー、これを辛口というのかなあ…
いちおう缶から直接のんでみたけれど、それならそれほど臭みは気にはなんない。
もともとMDはあんまり好きじゃなかったんで、まァ「好みの問題」ということにしとこう…
◎サントリー『TOKYO DRAFT I.P.A. 2019』。
濃い色。
フルーティ。おいしい。
香りが豊かなのに加え、苦みもキリッとしてる。というよりガツンとくる。
あーこれはいいなあ。ていねいに造った地ビールみたい。
TOKYO DRAFTのシリーズはハズレがなくていいな。
◎オリオン『シークァーサーのビアカクテル』。
初夏限定、オリオントロピカルコレクション。
沖縄産シークァーサーの荷重使用。
いわゆるビアカクテル。発泡酒。
見たかんじ、クリアな透明感のある色。
泡も純白、というかんじ。
うむ。ソフトドリンクみたい。
一般的なカクテル系よりはあまくないから、ベタベタして甘さが好きでなければこっちのほうが飲みやすいかもね。
とりあえず自分は飲んでもいい。
さて、そんなわけで10連休の超・大型連休を目前に、まるで駆け込み状態のように新銘柄が続々とリリースされました。
令和になってもビール系は盛況ですね。
ではでは~。